ダムに沈む村、撮り続けた増山たづ子さん |
土曜日のJ-WAVEの番組「AJINOMOTO6PM」と言う番組でとても心に残っていた企画の時があった。
増山たづ子さんという1人のおばあちゃんによる、岐阜県徳山村の写真の記録。
ダムができるということになって、なくなってしまう大事な故郷を何とかして写真に写しておきたいと、昭和52年10月10日の村民運動会の時から村の写真を写し始め
以後徳山村の写真を撮り続け、現在でも「からだが動くうちは撮り続けます」と語られていたおばあちゃん。
愛用していたカメラはオートフォーカスのパイオニア「ピッカリコニカ」
村の人たちの「笑顔」しか私は撮らないってお話されていました。
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6PMのHPから~
おばあちゃんが撮った写真は、14年間で実に8万枚を超えるほど。
その間、「夫のために」と始めた写真は、
いつしか「徳山村の記憶そのもの」になり、
その1枚1枚が、ふるさとを失った徳山村の人たちにとって、
自分が自分であるためことを確認するための、大切な心の宝物となりました。
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昨日の新聞で増山さんが亡くなられた事を知りました。ご冥福をお祈りします。
この回の6PMのHPが残っていたので
私の徳山村写真日記